屋久島の植物

ギョクシンカ

林の薄暗い道から少し明るくなった場所で真っ白な花を見つけた。アカネ科のギョクシンカという植物である。漢字で玉心花と書くがその由来はどこから来たのだろうか。冬に黒い球形の果実をつけることに何か関連があるのかはわからない。『玉』という字には『美しい』という意味があるがおそらく人の思いが込められた花なのだろう。 まっすぐに突き出した花柱が皆同じ方向を向き特徴的な花である。花弁の間から出ているように見えるおしべは花柱とは反対方向へのびていく。香りはジャスミンのようなほのかな甘い香りがし、疲れを癒してくれた。 Plant1_3

| | コメント (0)

サツマサンキライ(薩摩山帰来)

この時期あちらこちらの山林の中で一斉に花を咲かせるサツマサンキライ。黄赤色の小花が球状に集まって咲いている。薄暗いところで見るとまるで花火ようで楽しませてくれる花である。サルトリイバラに似ているが葉の裏側が白っぽいのに対しサツマサンキライは緑っぽい。刺のつき方、花のつき方、実の色を見比べればすぐに区別できる。Owner1_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハドノキ

屋久島でも山地によく生えている樹木だが、あまり気にされることは少ない。この奇妙な御菓子のようなものはハドノキの果実で、黒く見えるものは種子である。雌雄異株の植物で、雄の花序には柄がなく、雌のものには3~5ミリの柄が見られる。Owner_53

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オオゴカヨウオウレン(大五加葉黄蓮)

オオゴカヨウオウレンの独特の切れ込みの入った葉は年中見られる。1月の初め。まだ花は咲いてないだろうと思いながらも少しは期待しながら歩いていた。帰り道ミヤマウズラ(ラン科の植物)の残骸が気になり見入っていた。ふと横を見るとひょこっと落ち葉の中から顔をのぞかせている見事なオウレンの花を見つけた。小さいながらも光を全身に浴びようとしている姿は周りの樹木よりも大きく感じられた。屋久島の固有種だが、花期は2月から4月頃までと長く、その時期に山に入れば必ず出迎えてくれる植物である。Owner_52

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)

「おーい、どうしたんだ?」とついつい声を掛けてしまいたくなる。いつもうつむき加減に花をつけるベニバナボロギク。花後は線毛になってみすぼらしい姿になるからこの名がついたようだ。なんだか少しかわいそうな花であるが、戦争中は食糧難の為、食料として活躍していた植物だ。今でも春菊に似ていて中国などで食べられているそうだ。Owner_51

| | コメント (0) | トラックバック (0)

サツマイナモリ(薩摩稲森)

今の時期、山林の湿った場所に一斉に花を咲かすサツマイナモリ。名前の通り南の方に多く分布する植物だ。三重県の稲森山で発見されたイナモリソウの仲間でイナモリとついたようだ。白くて小さな花を少しうつむき加減で咲かす。控えめな花のようだが、群生がある場所では山林の薄暗いところでも驚くほど明るく感じてしまう。登山道沿いなどに普通に生息してるのですぐに見つけることができる。Owner_50

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キッコウハグマ(亀甲白熊)

登山道を歩いている途中、ふと足元を見ると白くかわいい花を発見!危うく踏みそうになったがよく見てみるとキッコウハグマの花だった。葉が亀甲に、花が白熊の毛に似ていることによりその名がついた。キッコウハグマにはいくつか品種があるが、葉を見る感じではマルバキッコウハグマだと思われる。15弁の一つのように見える花は実は5弁の小花が3つ集まったものだ。花弁の先が少しよじれていて風車のように回転しているようで楽しい花だ。Owner_49

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タマザキヤマビワソウ(玉咲山枇杷草)

ビワのような葉っぱをめくってみると、発見!。葉の付け根に沢山の白い綺麗な玉をつけていた。タマザキヤマビワソウという植物。屋久島では低地の山林などに生息している。果実はまるで真珠のように輝いていて美しく、宝物を見つけたようでうれしくなってしまう。 Owner_47

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タシロルリミノキ(田代瑠璃実の木)

小さい美しい花を見つけた。タシロルリミノキという常緑性の低木。白い毛でおおわれた姿はいかにも今の季節にふさわしい。別名リュウキュウルリミノキ。花期後は宝石のような瑠璃色の実を沢山つけて我々の目を楽しませてくれる。Owner_45

| | コメント (0) | トラックバック (0)

リュウビンタイ(龍鱗)

龍の鱗と書いてリュウビンタイ。多湿な場所に生える大型性の常緑シダである。根本の托葉部分が重なり合ってる様子が龍の鱗に似ているのでその名がついた。屋久島ではヘゴ同様に沢山見られる。根茎は太く、葉は光沢のある濃緑色。観葉植物としても静かなブームとなっている植物だ。Owner_44

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラッセリア・エクイセティフォルミス

紅い筒状の鮮やかな花を沢山つけるラッセリア。メキシコ原産の植物で周年花をつけている。屋久島の民家でも道路沿い植えられていて我々の目を楽しませてくれる植物だ。歩いていると花があたりそうぐらいに茎が長く垂れ下がっている。花が皆同じ方向を向いていて小魚の群れのようで面白い。 Owner_37_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

リュウキュウバショウ(琉球芭蕉)

我が家の庭のバナナが実をつけた。とは言ってもこいつはリュウキュウバショウと呼ばれる植物。主に観賞用で実際には種が多くて食べることは難しい。元々バナナの原種の果実には種が多くあった。『ムサ・アクミナータ』と呼ばれる原種だがそれを改良して種なしにしたのが今日のバナナだ。実際、お店のバナナも中心が黒く種の跡が見られる。このリュウキュウバショウは別名イトバショウと呼ばれ、南国の島では山地の斜面などに見られる。Owner_33_2

| | コメント (0) | トラックバック (1)

キダチアロエ(木立アロエ)

公民館のアロエの花が咲いていた。南アフリカ原産の植物。朱赤色の筒状の花が紡錘形につく。綺麗というより奇妙な花だ。『医者いらず』とも呼ばれるほど民間薬などによく使われる。乾燥にも強く、切って挿しておけばすぐに育つ強健な植物だ。Owner_34

| | コメント (2) | トラックバック (1)

カミヤツデ(紙八手)

海岸を歩いていると見事なカミヤツデの花に出くわした。淡黄白色の丸い花が球状につき、辺り一面を明るく爽快にさせてくれる。中国・台湾原産で、ウコギ科の植物。名前の由来は、昔、通草紙と呼ばれる紙を作った事によるらしい。本土の方でも見られる植物だがたいてい落葉してしまう。屋久島では常緑のままで生育が非常に良い。Owner_29

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハダカホオズキ(裸酸漿)

海岸でハダカホオズキの実を見つけた。ナス科の植物でホオズキに似た果実をつけ、ガクで覆われていないことよりその名が付いた。緑色の実が艶のある赤色へと変化していく。毒草にも挙げられている植物だが、その綺麗な果実にいつも見入ってしまう。Owner_26

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ツワブキ(石蕗)

この寒い時期に一斉に花を咲かせるツワブキ。外に出かけると必ずと言っていいほどお目にかかる花だ。山林などの中に見られることが多く、周りを明るくしてくれるともし火のような存在である。苔やシダが着生した石の隙間に咲いている様子は日本庭園のようだ。葉は丸く艶がある。名前の由来は艶葉蕗(つやはふき)と呼ばれていたものがツワブキと転訛したものだと言われている。ツワブキは茎を御浸しにして食べてもうまいが、意外と葉と雑魚を一緒に佃煮にしても最高である。Owner_23

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メラレウカ レウカデンドロン

メラレウカの花が満開を迎えていた。青空をバックに白いブラシのような花が光り輝いている。フトモモ科で、ニューギニアを原産としている樹木だ。一般にはカユプテという品種の名前で、香料などの原料となる油を得られることで知られている。幹は白く、コルク状で柔らかく剥がれたようになっていて、ペーパーバークと呼ばれている。屋久島では時々大木を見かけることがある。Owner_22

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤクシソウ(薬師草)

海岸近くの斜面などを一面黄色く彩るヤクシソウ。秋を代表する花であるが屋久島ではまだ盛りだ。重さのせいだろうか、花が咲いた後はしぼんで下向きに垂れ下がってしまう。まるで花火を打ち上げて落ちていく光景だ。蔓のように茎が入り乱れて伸び、葉は茎を抱き、傷つけると白い乳液を出す。 Owner_21

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キケマン(黄華蔓)

キケマンの花の時期はいつ頃だろうか?12月半ばだというのに花が咲いていた。葉を揉むと少しきつい匂いがする。ケシ科の植物で有毒であり、あまりいいイメージがないが、唇形の花を見ると、まるで一つ一つが会話でもしているかのようににぎやかで面白い。 Owner_18_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ホソバワダン(細葉海菜)

海岸で立派な株のホソバワダンの花を見つけた。岩にしがみついているように黄色い花を綺麗に咲かせていた。心地よい海風に揺られながら気持ちよさそうに日向ぼっこをしているようだ。まだ沢山蕾をつけていたのでこれから満開の時期を迎える株である。Owner_19

| | コメント (0) | トラックバック (0)

リンゴアザミ(林檎薊)

葉を揉むとリンゴの香りがしアザミの花に似ていることからリンゴアザミと呼ばれる植物。市場ではハーブとして扱われ、ムラサキルーシャンの名前で出回っている。半耐寒性の宿根草で、屋久島でも最近あちらこちらで目立つようになってきた。屋久島の植物図鑑に載せてもいいぐらいである。アザミだと刺が鋭く扱いにくいが、この花はその点大丈夫である。切って水に挿しておけばすぐに茎から根が出てくる。とても生命力が強い植物だ。Owner_17

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

ピンク色の金平糖のようなかわいい奴を見つけた。ヒメツルソバと言う花。タデ科の植物で、ヒマラヤ地方を原産としている。日本では明治中期ごろに渡来してきたらしいが、屋久島では他に沢山の花に埋もれてしまっているせいか、あまり目立たない気がする。ピンク色の小さい粒々状の花が球形に集まって咲く。葉にはV字形の斑紋が入り、今の時期はひそかに紅葉している。Owner_15

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ミズスギ(水杉)

屋久島と言えば杉のイメージがある。杉の実生も沢山見られるが、それとそっくりなシダ植物がある。ミズスギと言う植物。常緑性のシダで地面に茎を這わせてそこから沢山の直立茎と呼ばれる茎を伸ばす。明るい湿った所で沢山絡み合っている姿がしばし見られる。触ると柔らかく気持ちが良い植物でとても癒される植物だ。Owner_14

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バルレリア・クリスタタ

屋久島でもよそから持ち込まれた植物が多い。民家でも競って珍しい植物を植えている。ここ最近よく見かけるかわいい花がある。和名は分からないがバルレリア・クリスタタと言う花。市場にはバーレリアと言う名前で出回っている。熱帯地方原産で暖かい地方では周年花を付けているようだ。紫と白のツートンカラーが綺麗な花である。 Owner_11

| | コメント (0) | トラックバック (0)

カッコウアザミ(霍香薊)

以前、園芸品種のアゲラタムと言うキク科の植物を栽培したことがある。その花とそっくりな花が畑や土手などに沢山咲いている。カッコウアザミと言う植物だ。調べてみると属名がアゲラタムだった。どおりで姿形が似ているわけである。花の色には紫色や白色のものが見られる。カッコウアザミと言うから鳥の郭公と何か関係があるかと思ったが、シソ科のカワミドリと言う植物の葉の形に似ていることによるらしい。図鑑で調べてみると花は全く異なるが確かに葉は似ている。そして、アザミと付くのは花がそれに似ているからである。このカッコウアザミは葉や茎を手にとって触ってみると独特の匂いがし、私にとって少し苦手な植物である。Owner_9

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キツネノマゴ(狐の孫)

植物の名前で狐に関係したものがいくつかある。このキツネノマゴもその一つだ。一見、狐をイメージするものは見当たらないが、先端に出た穂状花序を狐の尾とみたてたらしい。それに咲く花があまりにも小さいのでマゴ(孫)と付いたわけである。しかし、本当に気をつけて見ないと発見できない小さい花だ。南の島にはこれよりも小さい変種があり、キツネノヒマゴと呼ばれている。世界には約2500種のキツネノマゴ科が存在する。屋久島でも外から持ち込まれた珍しい花はキツネノマゴ科が多い。Owner_6

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アメリカハマグルマ(亜米利加浜車)

繁殖力が強く、地を這う植物でグランドカバーにも利用されるアメリカハマグルマ。我が家にも一株植えただけで沢山増えた。一般にはウェーデリアと言う名前で出回っている。名前の通り中南米原産の植物だが、暖地では野生化していて屋久島でもあちらこちらで見られる植物だ。海岸沿いで見られるネコノシタやキダチハマグルマと比べて花弁の数が多いような感じがする。茎が長く伸び、一輪挿しにも使える花なので私の好きな植物だ。Owner_5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウスベニニガナ(薄紅苦菜)

私の中であまり目立たない地味な花というイメージがある。どこにでも普通に咲いているからだろうか。ベニバナボロギクに一見似ているが花はうつむき加減ではない。花をよく観察すると、筒状花を総包で覆われている。まるで紫色の小さな花束のように見えてとてもかわいい花だ。英名で『キューピッドのひげそりブラシ』と呼ばれているらしく、何ともユニークな名前を持った植物である。Owner_4

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハイメドハギ(這蓍萩)

海岸の土手らしいところに何やら紫色の小さな花が沢山咲いていた。地を這うメドハギと言うことでハイメドハギと呼ばれている植物だ。メドハギとは易者がこの茎を占い棒(めどき)として使ったことによると言う。蓍(めどき)とはまた難しい言葉である。ハイメドハギはメドハギの変種とされていて葉身が短く、地を這うのが特徴。周りに何も無い海岸で強風から身を防ぐ為にこのような形態になったのだろうか。Owner_3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハマビワ(浜枇杷)

屋久島の海岸を歩いていると一見、シャクナゲそっくりの植物を見かける。ビワの葉にも似ていることからハマビワと呼ばれている植物だ。ビワはバラ科であるが、ハマビワはクスノキ科で全く別の植物である。果実の方も黒っぽく、ビワというよりドングリの実に似ている。海岸の照葉樹林を形成している重要な樹木でもあり、高さ7~8mにもなるので防風林などにも利用されている。Owner_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シロノセンダングサ(白の栴檀草)

白い舌状花を目立たせるシロノセンダングサ。昔、住んでいた周辺には黄色い花のセンダングサが沢山見られたが、屋久島ではこの白いものがよく見られる。沢山群生して花を咲かせているので雑草と言えど、とても綺麗な花だ。あまり香りを感じないが、甘い蜜を沢山出しているのだろうか、その白い花畑にはアサギマダラの蝶がよく飛び交っている。花が終わると刺付きの果実、いわゆる『ひっつき虫』が結実し、動くものには容赦なく引っ付く。洋服やズボンなどに付くととても厄介だ。動物に付着して自分の子孫を遠くに送り出す植物のことを動物散布植物と言うが、人間もその策略に引っかかってしまう。人は行動範囲が広いので、気づかない間に世界中を駆け巡っているのかもしれない。Owner_1_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コガネタヌキマメ(黄金狸豆)

屋久島に来た時、道路沿いの畑に一面黄色く咲いている花が気になっていた。図鑑などで調べたらコガネタヌキマメというちょっと変わった名前の植物。熱帯アジア原産の植物で緑肥として日本に持ち込まれたそうだ。 本種に似たタヌキマメは紫色の花を咲かせ、全体に毛が生えて、いかにもタヌキを連想させそうな姿をしている。それに対してこのコガネタヌキマメは毛が無く動物的イメージは無いようである。6月から8月にかけて咲くが、暖かいせいか今でも所々花を咲かせている。花が終わったあとは沢山のマメをつけ、手にとって振ってみるとカラカラと音がしてマラカスのようで面白い。Owner261

| | コメント (3) | トラックバック (0)

ヘクソカズラ(屁糞蔓)

独特の匂いを持つへクソカズラ。日本全国に普通に見られる嫌われ者の植物だ。しかも、植木などにしつこく絡み付きほっとくと枯らされてしまう厄介者。秋には球形の果実をつけるがそれがまた臭い。小学生の時、同級生が悪戯で教室の中でその実を潰しまくって悪臭が充満し、非常に臭い思いをしたのを覚えている。もちろんその生徒は担任に叱られたのは言うまでもないが。しかし、それとは裏腹に意外と綺麗な花を咲かせる。漏斗状で中心が赤く周りが白い花を咲かす。それが全体に散りばめたように付くのでとても綺麗だ。とてもヘクソカズラと言う名前を持つ花とは思えない。別名『早乙女花』という名も持っているが、そのときばかりはそちらの名で呼んであげたいものだ。Owner260

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イワダレソウ(岩垂草)

海岸の砂浜に面白い花を見つけました。岩に茎が這って伸びることからついたイワダレソウと言う植物。小さくかわいい花をこじんまりと咲かせます。まるで冠をかぶったお人形さんみたいですね。葉はギザギザに切れ込みのあり多肉質です。ハマグルマの葉にそっくりで一見見分けがつきません。(撮影場所:小瀬田)Owner170

| | コメント (6) | トラックバック (0)

ハマナタマメの実 見っけ!

ハマナタマメの実を発見!実の大きさをナタにたとえられたことだけあって、サイズは特大です。葉と同じ緑色であってもすぐに目に入ります。普通のナタマメは食べられますが、このハマナタマメは硬くて食べられないとか。見た目も硬そうですね。今の時期は花と実を同時につけています。Owner163

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もう秋?

浜辺で面白い実を発見!秋を思わせるような紅い実を沢山つけていました。じつはこれ最近まで白いかわいい花をつけていたハマボッスです。ちょっとしたクリスマスツリーのようです。この一つ一つの実の中に小さな粒の種が沢山入っていて、秋になると先端が破れて、そこからこぼれてきます。いつの間にかこんなに姿が変わっていたなんて本当に不思議ですね。(撮影場所:小瀬田)Owner155

| | コメント (0) | トラックバック (0)

デュランタ

白い縁取りで、紫色の綺麗な花を咲かせているのはデュランタ。ある民家に植えられていたものです。和名をタイワンレンギョウと言い、熱帯アメリカ原産の植物です。屋久島ではある企業が持ち込んできたものがたくさん増やされてきたとか。民家などの庭先によく植えられているのを見かけます。花は枝先に付きますが、生垣風に刈り込んだりするとなかなか花を見ることは出来ません。花言葉は『歓迎』。何か屋久島に合った花言葉ですね。(撮影場所:志戸子)Owner154

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハイビスカス

台風5号が日本に接近中です。屋久島は少し外れてきているようですが、まだ分かりませんね。

南国の代表的な花、ハイビスカス。屋久島ではあちらこちらで見られる花です。ご存知の通りハワイの州花として有名です。観賞するだけではなく、エディブルフラワーとしてカクテルや料理に利用されたりもします。様々なタイプの花があり、我々の気持ちを楽しくさせてくれます。花言葉は『繊細な美しさ』 。(撮影場所:志戸子)Owner153_2

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)

屋久島では道路沿いや庭先にかわいく空を見つめているようなヒルザキツキミソウ。月見草とは夕方開花して翌朝しぼむオオマツヨイグサのこと。ヒルザキツキミソウは昼も咲かせていることによります。中心の突き出た枝珊瑚のような雌しべとそれを取り巻く雄しべの魚のような葯。小さな花の中にまるで賑やかな海の世界が広がっているようです。ピンクのやさしい色合いがとても良い花ですね。Owner145

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)

メキシコ原産のキツネノマゴ科の植物で、屋久島の庭先や川原などに見られるヤナギバルイラソウ。なんて長ったらしく、言いにくい名前なんだろうと誰もが思うはずです。『原』をバルと呼び、ヤナギバル+イラソウと思われがちですが、ヤナギバ+ルイラソウです。『柳葉ルイラ草』のルイラは学名のルエリアからついたものと思われます。 花は少しシワシワの濃紫色で、葉は細い線形をしています。地下茎や種子で増える繁殖力旺盛な植物です。花はハイビスカス同様に一日花ですが、次から次へと咲くのでいつも咲いているような感じがします。(撮影場所:志戸子)Owner144_3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イタドリ(痛取・虎杖)

昔、よく食べていたとされるイタドリ。全国各地で普通に見られるタデ科の植物です。荒地にも生え、とても丈夫に育ちます。地を這うように伸び、長さ2m近くまで伸びるものもあります。 雌雄異株でどちらも小さな白い花をフサフサとつけます。あまり花のことは気にされないのですが、意外と沢山集まって咲くので雪のような感じで綺麗です。茎は中が空洞で節のようなものがあり、竹に似ています。花が終わると3枚の羽の付いた種をつけ、風によって遠くへ飛ばされます。これだけ沢山の種が飛ばされると桜吹雪のようで綺麗でしょうね。(撮影場所:小瀬田) Owner143_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤンバルセンニンソウ(山原仙人草)

まるで十字架のような花を咲かせるヤンバルセンニンソウ。海岸沿いの砂浜に一輪だけ咲いていました。キンポウゲ科で、屋久島を北限とするつる性の植物です。葉は厚く光沢があり、テリハノセンニンソウ(照葉仙人草)とも呼ばれています。秋には羽毛のようなものが生えた果実をつけます。それを仙人のひげに例えてそう呼ばれています。全体的に真っ白で雄しべが目立っていてとても綺麗ですね。(撮影場所:志戸子) Owner141

| | コメント (2) | トラックバック (0)

コマツナギ

今の時期、道沿いによく咲いていて一見、萩の花と間違えてしまいそうなコマツナギ。夏の花で、漢字で『駒繋ぎ』と書きます。茎がとても丈夫で、ウマ(駒)の手綱につかわれたとか。また、ウマにとってとても美味しい植物なので、これを与えておけば逃げないとか。コマツナギはマメ科の植物で蝶形の花を沢山つけます。草のように見えますが、実は木本に分類されています。下から順番に薄紫色の花を咲かせ、そんなに高い位置ではなく人の目線に入ってくるので、結構緑の中でも目立つ花です。(撮影場所:小瀬田あいこばし近く)Owner139

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オオハマボウ

海岸沿いに鮮やかな黄色が目立つオオハマボウ。南国の代表的な花の一つです。沖縄ではユウナと言う名前で親しまれています。明るいクリーム色の花弁の重なり具合がとても綺麗ですね。雌しべに雄しべがひっついているように見えますね。中心が黒く、まるで目のようで見つめられているような感じを受けます。アオイ科の植物で、ハイビスカスと同様に朝、開花して夕方しぼむ一日花ですが、次から次へと開花して一面に咲き乱れます。かなりの強健で防風林の役割をしてくれます。漢字で『浜朴』、『黄槿』と書きますが読めませんね。 (撮影場所:中間の海岸)Owner137_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オオムラサキシキブ

美しい実をつけることで知られるムラサキシキブ。これより花も葉も背丈もひとまわり大きいオオムラサキシキブの花が海岸沿いに咲いています。ムラサキシキブとはご存知の通り紫式部。平安時代の代表的な女流作家です。果実が紫色で美しいのでこの名がついたとされますが、『ムラサキシキミ』の『シキミ(重実)』が訛ったという説もあります。花よりも実の方が観賞価値があるとされていて、冬の空間を彩る庭木としても利用されています。花の方もピンク色の小さい花が密についていて、とても綺麗です。英名で『Japanese beauty berry』と言われるほど日本の代表的な植物です。ムラサキシキブは山林内に、オオムラサキシキブは海岸沿いにあるので意外と区別しやすいです。(撮影場所:高平海岸沿い)Owner136

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キキョウラン

  海岸付近の道沿いにチラホラとかわいい花を涼しげに咲かせているキキョウラン。花がキキョウに似ているのでそう呼ばれています。ランと付いていますがユリ科の植物です。葉だけを見たら本当に欄と間違えてしまいそうです。花より革質で厚い葉の方が目立っているような感じもします。花弁が反り返って下向きに咲き、風に揺られている様子はまるで小さな蝶が舞っているようです。花が終わっても、艶のある紫色のとても綺麗な実をつけて私達の目を楽しませてくれる植物です。

Owner134_1Owner135_1

| | コメント (2) | トラックバック (0)

クサスギカズラ

屋久島は梅雨明けがありましたが、今日は雲の多く蒸し暑い一日でした。

九州本土に住んでいた時、山地でキジカクシという植物をよく目にしていました。スギの葉のような葉状枝が雉を隠してしまうほど茂っていたのでこのような名前が付いたのですが、屋久島にもこれとよく似た植物を海岸の砂地で見ることがあります。クサスギカズラ(草杉蔓)言い、キジカクシと同様にスギの葉ににている植物です。両者ともユリ科の植物でアスパラガスの仲間です。茎は木化するので食べれませんが、根は砂糖漬けなどにして食用になります。花は黄白色の小さなかわいい花を葉状枝の脇につけます。果実は球形で緑色から白っぽくなり、とても綺麗です。空間に溶け込むような感じで観葉植物として室内に飾ってもいいですね。ちなみにキジカクシの方は赤い実を付けていました。 Owner133_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヨウシュヤマゴボウ

山林の道沿いを車で走っていると、紫色で光沢のある実を目にします。ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)と言う植物です。アメリカヤマゴボウとも呼ばれその名のとおり北米原産の植物です。ヤマゴボウの根は普通食用にしますが、ヨウシュヤマゴボウは食べられません。花には花弁がなく萼片が5枚ついています。薄いピンク色の小さい花が穂状に付いて意外とかわいい花です。上を向いてた穂状の花は紫色の実が出来るにつれてその重みで段々と下向きに垂れ下がっていきます。花から実へと移り変わりが綺麗な植物です。

子供の頃、この紫色の実を潰して手が真っ赤に染まり、服にも付いてしまって洗濯しても取れなかった苦い思い出があります。まるでインクが付いたようになります。英名が『red-ink-plant』であるのも分かる気がします。 Owner130_1

Owner129_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タケニグサ

屋久島は雨は降っていないものの、風が非常に強いです。時々、突風が吹きます。今朝、起きて窓を開けたらアヒルが4羽、びっくり!お散歩中でした。近くで飼っていたのが脱走して来たのでしょうか?私の姿をみるとすたこらさっさと逃げていきました。Owner120

                                                              

                                         

                                   

                                   

                                  

                                  

ある山林を散策していたら草丈が高く、葉の切れ込みが独特で白い綿のような花がついた植物に出会いました。背が高く竹のイメージが強いのでタケニグサ(竹似草)と呼ばれています。竹のように茎の中は中空で、秋に茶褐色に熟した果実が風に揺られてカサカサと竹やぶのような雰囲気になることでそう呼ばれているそうです。ベトナム(チャンバ)から持ち込まれたとされていて、別名『チャンバギク』とも言われています。空地や荒れた土地に生えていて、草丈も高くちょっと近寄りがたい植物ですね。花には花弁がなく、白く見えるのは雄しべです。茎を切ると黄色の乳液が出てきます。実はこれにはアルカロイド系の毒があり、誤って口に含むと吐き気や目眩を引き起こします。最悪の場合は呼吸が苦しくなることもあるそうです。そのことだけを知っていれば別に問題のない植物です。日本では栽培されていませんが、欧米では庭に植えられたり、観葉植物として栽培されています。Owner118Owner119_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シコンノボタン

梅雨前線が南下して鹿児島で停滞しているみたいです。屋久島の高平はまだ雨は降っていませんが風がとても強いです。

屋久島ではシコンノボタンの花があちらこちらで見られるようになりました。綺麗な紫紺色で和風的イメージがあります。パラボラアンテナのような5枚の花びらの中心には、10本の長いおしべが何かを掴み取るような形でついています。別名で『スパイダーフラワー』と呼ばれるように確かに蜘蛛に似ていますね。花は一日ぐらいで散ってしまいますが、次から次ぎへと開花するのでずっと咲いてるような感じがします。

花言葉は『常に冷静』。Owner108

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ツルナ

屋久島はここ最近晴れ間が続きます。

地味で目立たなくあまり気にされない植物ですが、世界中に生育している植物があります。ツルナと呼ばれる植物。海辺の砂浜に生え、つる状になって伸びる野菜(菜)であることから『蔓菜』と呼ばれています。英名で『ニュージーランド・スピナッチ』。ニュージーランドのホウレンソウの意味です。そのまま食べると、確かにほうれん草に似た味がしますが、少しアクがあるようですね。アクを取って御浸し等にすれば美味しいでしょう。日本でも伝統野菜として重宝されている野菜だそうです。薬の作用があり、胃に良いとされています。

黄色いかわいい花がついていますが、花弁ではなくガクの内側の黄色が反り返って見えているものです。潮風に非常に強い植物ですが、美味しいので虫達に穴だらけにされてしまいます。それでも子孫を残そうと種子たちは海流に乗って世界中に進出していきます。とてもグローバルな植物です。Owner106

| | コメント (0) | トラックバック (0)

サフランモドキ

サフランモドキとは何てかわいそうな名前をもらったんだなぁと思います。自分が何とかモドキなんて言われたら嫌ですよね。『サフラン』とはアヤメ科の植物です。1800年頃、西インド諸島やメキシコから日本に持ち込まれました。当初はよく似ていたのでそのままサフランと呼んでいたそうです。以前、私もよく似ていたのでそう呼んでいましたけど。それを区別するようになってから、サフランモドキと呼ばれるようになりました。サフランモドキはヒガンバナ科の植物。雨の日の次の日頃からか花茎が出てきて数日のうちに開花することで『レインリリー』とも呼ばれますが、ユリ科ではありません。ちなみに種無しスイカなどを作り出す薬剤『コルヒチン』、これを含んでいることで知られている『イヌサフラン』はユリ科の植物です。

サフランモドキは硬い土地でも育ちます。いつの間にか花茎がスッと伸び、ピンク色のかわいい一輪の花をそっと覗かせます。

花言葉は『清純な愛』Owner105_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ソナレムグラ

屋久島は梅雨明けのような日差しの強い晴れの日が続きます。

最近、浜辺の岩場の隙間に白くて小さな花を咲かせている植物があります。ソナレムグラ(磯馴葎)と呼ばれる植物です。ムグラ(葎)とは荒地や野原に茂る雑草の総称のこと。磯で生育するのに馴れているということでソナレムグラと名がつきました。アカネ科の植物で、葉はサクラランの葉を小さくしたような多肉質で光沢があります。生育環境は非常に過酷な場所で、台風が来れば海水を被るし、日常的に海風にさらされます。そんな過酷な環境の中で白い4枚の花弁を小さく思いっきり広げている姿は、小さいながらもたくましさを感じます。これから沢山の花をつける時期です。是非とも海岸に行って観察してみて下さい。特徴ある植物なのですぐに分かると思います。Owner104_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キンギンナスビ

海岸付近を歩いているとミニトマトのような実を付ける植物を見かけます。実が未熟な時は白色、熟れている時は黄赤色、それらを金銀に見立ててキンギンナスビと呼ばれています。熱帯アメリカ原産で、ナス科の植物です。おめでたい名前に似合わず、葉や茎には鋭い針のような棘が沢山ついています。うっかり手をついてしまうと大変なことになります。果実は美味しそうですが、有毒なので食べれません。中身もトマトのように液汁は入っていないようです。それにしてもこの刺々しさは見るからに痛そうです。子供を外敵から一生懸命守っているのでしょうか?Owner79_1Owner80_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノウゼンカズラ

屋久島は昨日から梅雨明けしたような良い天気です。

民家などに植えられていて、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせているノウゼンカズラ(凌霄花)が満開を迎えています。中国原産のつる性の落葉樹です。非常に強健で、病害虫にも強く育てやすいので庭などによく植えられています。元々、婦人病に効く薬草として日本に持ち込まれたとされています。それと関係あるのかどうか定かではありませんが、花言葉は『女性らしい』だそうです。ハイビスカスやブーゲンビレアと並ぶ南国チックなお花です。Owner76

| | コメント (0) | トラックバック (1)

クサニワトコ

今年は本当に雷が多い年です。

海岸沿いに咲き乱れる白い花、クサニワトコがあります。スイカズラ科で、荒れた土地でも育つ繁殖力旺盛な植物です。星型の綺麗な花を沢山つけます。花びらと花びらの間に飛び出しているのが花粉を作り出す葯の部分です。黄色く見える部分がありますね。これは果実ではなく、密腺体と呼ばれるもので、お皿の形をしていて中に甘い蜜が盛られています。よく見ると蟻さん達が一匹一皿ずつ美味しそうに密を吸っています。子孫を残す為に花粉を運んでもらうためのサービスです。秋口になると花が終わりこれとは別に赤い果実をつけます。

ニワトコ(接骨木)と呼ばれる同じスイカズラ科の樹木があります。葉を比べてみると分かりますが、本当によく似ています。そのことから『クサニワトコ』という名がついています。『ソクズ』という呼び方もありますが、2つの説があって、一つは漢名の『蒴ダク』の音読み『サクダク』が転訛して『ソクズ』になったと言われます。難しいですね。二つ目の説はニワトコの別名『キタズ(木タズ)』が『ソウタズ(草タズ)』になって『ソクズ』になったとも言われます。

根や葉は浴湯剤としてリュウマチ、神経痛、腰痛などによく効くとされています。

クサニワトコとよく似た『タイワンソクズ』という植物がありますが、同じ仲間でよく似ています。しかしよく比べて見ると、黄色の密腺体の形が皿状ではなく徳利型をしています。器の形で勝負といったところでしょうか。昆虫にとっても器の盛り方で味が違うのでしょうか。微妙に違うところが面白いですね。Owner73_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ボタンボウフウ

最近、雷がよく鳴ります。今朝もちょうど7時に近くで落ちたようでした。

薬草で知られているボタンボウフウ。セリ科の植物で海岸の岩場や砂地に生えています。葉がボタンの葉に似ているのでこの名があります。『サクナ』とか『イワゼリ』とか呼ばれることもあります。ボウフウ同様に食用になるので『食用防風』と言う名も持っています。沖縄では『一株食すると一日長生きする』と言われ、チョーミーグサ(長命草)で親しまれています。根は強壮剤として朝鮮人参に劣らない効果があるとされています。葉は独特の香り、苦味があって、肉や魚の臭みを消すのに使われたりします。ビタミンも多く含んでいて風邪薬などでも利用されているようです。花は、ほとんど同じ所から花火のように広がってつく散形花序を咲かせます。白くて小さなかわいい花でまさに夏の花ですね。Owner71

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハマナタマメ

今日の屋久島は曇り空です。たまに雨がぱらつきます。

浜に生える植物の名前には頭に『ハマ』がつくことが多いですね。この植物もハマがついてハマナタマメと呼ばれています。ちょっと呼びづらい名前ですね。熱帯アジア原産の植物で、一見、葉の形やつき方からクズ(葛)のように見えます。漢字で『浜鉈豆』と書き、果実が大きく、鉈(ナタ)のように見えることに由来します。普通のマメ科の植物は蝶のような花(蝶形花)をつけ、旗弁(広がっている部分)が上向きに、翼弁(閉じている部分)が下向きにつきます。このハマナタマメは旗弁が重いせいかそれらが逆向きになります。果実は若い時は食べられますが、大きくなると真っ黒で硬くて食べられなくなります。子孫繁栄のため、浜辺の過酷な環境にも耐えられるように硬く丈夫な子供を育てているのでしょう。Owner70_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハマゴウ

浜辺の代表的な植物にハマゴウ(浜香)という植物があります。クマツズラ科の植物で、卵形のかわいい葉に紫色の 香りのある花を咲かせます。キランソウの花に似ていますね。茎や葉にも香気があり、その名前の由来は、昔、仏様にその葉を燃やして香煙を捧げていたことによります。よく見ると葉には密生した毛があり、その毛と毛の間には空気層が出来ていて、砂浜の暑い環境にも耐えられるようになっています。一見、草のように見えますが、太い幹がある樹木です。幹は砂地の中にあり、出ている部分は枝になります。浜辺では大きな幹がいくつかあり、枝が沢山生えていて大群生しているように見えます。

本土の方ではハマゴウにネナシカズラという蔓性の天敵がいて、寄生植物の一種ですが、ハマゴウに絡んで栄養素を吸い取り枯らしてしまっていた光景を見たことがありました。Owner67_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヒメヒオウギズイセン

午前中は凄い雷が鳴り響いてました。

その雨の中、傘を差してフォーマサンヒロの庭に切花を取りに。するとアジサイの咲いている横に赤橙色の花がチラホラ咲いていました。ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)と言う花です。檜で作った扇を開いたように見えることからその名がつきました。南アフリカ原産の花で、屋久島では野生化して、特攻花(オオキンケイギク)のようにあちらこちらで見られる花です。繁殖力旺盛で、花から落ちる種や地下茎でどんどん増えていきます。地元では飛び魚が獲れる時期に咲くことから『トビウオバナ』とか、種が拳のように見えることから『ゲンコツバナ』と呼ばれています。1879年にフランスで『ヒオウギズイセン』と『ヒメトウショウブ』をかけ合わせて作られました。『モントブレチア』とも言いますが、これはフランスのビクトル・ルモアーヌがこれを育成し、植物学者のコクベール・ド・モンブレに捧げたことに由来しているとされています。『クロコスミア』とも言われますが、これは学名で、『サフランの香り』という意味を持っています。

この花は非常に切花として最適です。2~3輪咲いているものを挿せば10日ぐらい持つでしょう。雑草のように生えてきますから梅雨時期でも雨に強く花があまり痛まないのでうれしいですね。写真は切花にした時に一輪落ちてしまったので浮かべてみました。何かおいしそ~。

花言葉は『清楚な人』、『謙譲の美』Owner64_1                                  

ちなみにトビウオバナの周りは千日紅、ハマグルマ、アジサイの葉っぱ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

サクララン

今朝の屋久島は穏やかな曇り。午後からは再び雨が降るらしいですね。

最近あちらこちらでサクララン(ホヤ)の花を見かけます。その年によって花のつく数が変わるのですが、今年は沢山咲いている様ですね。サクラランと言ってもランの仲間ではなく、ガガイモ科の植物になります。花がサクラの様で、葉がランに似ていることからこの名がついています。また、椿の葉に似ているので屋久島ではツバキランとも呼ばれたりします。英名でも『ワックスプラント』と言われていて、それぞれその特徴を表していますね。普通、植物は雌しべと雄しべに分かれていますが、サクラランはそれらがくっついてしまったずい柱と言うものを持っています。そのつくりからして結実しやすい環境のように思えますが、その成功の確率は低いようです。もし、増やしたいのであれば、挿し芽でつきますので試されてみては?それにしてもこの花は綺麗な球形をしていてまるで作り物のようですね。Owner62

| | コメント (4) | トラックバック (0)

コンロンカ

今日の屋久島も雨が降ったり止んだりのお天気です。

人里の林の中に入ると、薄暗い中に綺麗な白色を目立たせている蔓性の植物が生えています。中国にある崑崙山に雪が積もっている様子を見立ててコンロンカ(崑崙花)と言われています。一般には『ムッサエンダ』とか『ハンカチの花』で知られているかもしれません。白い卵のような萼片とお星様のような黄色い花の対比がとても綺麗ですね。挿し木で増やしやすい植物です。あんどん仕立てで育てれば見栄えもよく、玄関に置けば雰囲気が明るくなります。この時期、アジサイと同様に雨の中を頑張って生きている植物です。 Owner61_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハマサルトリイバラ

今日の屋久島は予報は雨でしたが何とかもってくれました。夜からは大雨ですね。

海岸を歩いているとハマサルトリイバラの実を見つけました。サルトリイバラには猿が引っかかって人間に捕えられるという由来があります。普通、棘があるのですが、ハマサルトリイバラには棘がありません。実はサルトリイバラのように赤くならなく、黒くなるので見分けがつきます。海岸付近に行けば普通に見られる植物です。ヤクザルが多い屋久島に相応しいような植物です。Owner59

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤブジラミ

高平は朝方よく日が当たるのですが、昼に近づくにつれて曇ってきます。最近はそんなお天気です。

人里を歩いていると時々衣服にシラミのようなものが沢山つくことがあります。これはヤブジラミと言う植物の種子で、センダングサやオナモミ(引っ付き坊)のように動物に付着して種を撒き散らします。種をよく見ると小さい無数の針状の毛が沢山密生していて、その先はカギ上になっています。引っ付いてしまうとなかなか取れなく厄介です。花は小さく密に咲き、周りの景色に溶け込むような感じで綺麗ですね。Owner57

| | コメント (0) | トラックバック (1)

オイランアザミ

海岸付近にやたらと大きい刺々しい葉で、渦巻き状の植物を目にします。最近その植物が顔を出し始めました。江戸時代の着物姿のおいらん芸者に見立てて、オイランアザミ(花魁薊)と呼ばれています。おいらん芸者には似使わない鋭い針のような棘を持っていますが、花がついて全体を見るとそう見えるかもしれませんね。うっかりこけてしまって手をついてしまったら、大変なことになります。 花は結構綺麗なので切花にしますが、棘が手に刺さり痛い思いをしたことがあります。この刺々しい植物も種子島の方では葉を佃煮にしたり、根を牛蒡として食用とするそうです。ツワブキより美味しいらしいので今度試してみようと思っています。Owner56

| | コメント (2) | トラックバック (0)

テリハノイバラ

海岸付近を歩いていると、葉の表面がテカテカ光っていて、真っ白な花を咲かせているバラを見かけます。テリハノイバラ(照葉野茨)と呼ばれているバラです。普通のバラとは違い、上に伸びず地を這っていくのでハイイバラと言う別名も持っています。外国ではグランドカバーなどに使ったりしてるそうです。時々、ズボンなどに棘が引っかかり痛い思いをしますが、よく観察すると花弁がハート型でかわいく、芳香を漂わせていて見ごたえ十分の花だと感じます。メモリアルローズとも呼ばれていて、人の記憶に残るような魅力ある花です。11月頃からは偽果と呼ばれるガクの筒が肥大変化してできた赤い実をつけて、秋の海岸を美しく彩ります。Owner53

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ハマボッス

今日の屋久島も凄い雨ですね。午後からは曇りの予報ですが・・・

浜で生活している代表的な植物にハマボッス(浜払子)があります。日本全土で普通に見られる植物です。花の色は白色や紅色がありますが、屋久島では白色が見られます。払子とは麻や牛馬の尾を束ねて柄をつけたもの。元々、インドで蚊などの虫を追い払う為に使用されたとか。今では僧侶の仏具として使われているそうです。花のつき方がその払子に似ていることが名前の由来のようですが、どう似ているのかは分かりにくいですね。肉厚の光沢のある葉が沢山つき、雪のような真っ白な花を咲かせる様子は、厳しい環境を必死に子孫を残して生き抜こうとする力強さを我々に感じさせます。Owner43_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オニヤブマオ

現在の屋久島は断続的に雨が降り続いています。

屋久島の海岸に所々こんもりと葉が目立つ植物があります。子供の頃、手で軽く拳を作って、穴が出来たところにヤブマオ(カラムシ)の葉を乗せて、もう片方の手でその葉っぱをパンっと叩き、音を出してよく遊びました。結構響くいい音が出ていたのでとても快感だったのを覚えています。皆さんの中にもそんな経験がある方がいらっしゃるかもしれません。九州本島の方でもよく見かけていたそのヤブマオの仲間ですが、そのヤブマオより葉のサイズが大きなものです。いかにも強そうなことから、オニヤブマオと呼ばれています。色々説がありますが、ニオウヤブマオという別名も持っています。海水をかぶるこの過酷な環境の中で力強く生えていて、まさにその名にふさわしい植物ですね。Owner39_1

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ソウシジュ

今日の屋久島はすごい雨です。遂に梅雨入りですね。

車で道路を走っていると路面が真っ黄色に染まっているのが所々見られます。これはアカシアの仲間でもあるソウシジュという樹木の花弁が落ちたものです。漢字で思想樹と書きます。原産地を台湾やフィリピンとしていて、タイワンアカシアとも呼ばれています。地下にはマメ科の特徴でもある根粒菌を持っていて、痩せた土地でも生育する丈夫な樹です。10月ぐらいに沢山の豆をつけるのでマメ科ということがすぐに分かりますね。前の職場でも庭園に植えられていて、花の時期になると必ずお客さんに訊ねられた樹木です。Owner38

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コゴメマンネングサ

今日の屋久島は曇り。今にも雨が降り出しそうです。そろそろ梅雨入りかな。

海岸にモコモコと綺麗に直立して生えている多肉性の植物をよく見かけます。これは、コゴメマンネングサと呼ばれていて、九州南部以降に分布している植物です。屋久島では海岸の岩場などに沢山群生しています。漢字で『小米万年草』と書きます。小米とは花が小さいと言う意味。万年草より花が小さいと言う意味です。屋久島で葉っぱから芽が出る植物で、お土産として販売されているセイロンベンケイソウ(ハカラメ)のお仲間です。このコゴメマンネングサは沢山生えている様にも見えますが、実は地下にランナーがあります。つまり、竹と一緒で地下に茎があってそこから沢山の枝が出ていると言う意味です。そして、その枝先に小さな黄色い星のような花1輪だけつけます。いくつか花をつけていましたが、蕾が沢山あったのでこれからが楽しみです。Owner37

                                                                         

                                                        

屋久島は昼は結構暑くなるのですが、夜は山からの冷たい空気が下に降りてきて寒いぐらいです。知り合いのKさんが風邪を引いて寝込んでしまって心配ですが、早く元気になってもらいたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アブラギリ

昨夜はすごい大荒れの天気でした。裏に置いてある一輪車が倒れていました。今朝はまだ風が残っている感じです。

今の時期は本当に花盛りですね。この時期にと言わんばかりに競いあってアピールしているようです。この白い大盛の花を咲かせるアブラギリも屋久島の山々を賑わせています。江戸時代に中国から持ち込まれた落葉高木で、果実からは桐油をとって和紙や傘の防水などに利用していたそうです。現在でも木炭や印刷用のインクなどに利用されています。別名毒荏樹(ドクサノキ)と言われ、その名の通り果実に毒があり、口にすると嘔吐や下痢など引き起こします。トウダイグサ科の植物は毒を持ったものが多いで気をつけましょう。Plant5

| | コメント (2) | トラックバック (0)